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まだまだ子供に美術鑑賞は早かった…(>-<)!
以前、子連れで美術鑑賞を試みたのですが…見事玉砕。
作品に触りたいと暴れる息子を抱えて、展示コースをダッシュで通り抜けるという悲しみを味わった私です(T_T)。
子供と美術鑑賞なんて、親も子も楽しめないよね?
子供が作品を触ったり、壊したりしたら困るし…。
不安でためらってしまうママも多いのではないでしょうか?
なんと、今回紹介する富山県美術館主催の「ひよこツアー」は、はじめから2~3歳児が対象という珍しい企画。
多少のおイタは勘弁してもらえるのでは( ̄▽ ̄)?
というたくらみのもと、すぐに参加を申込みました( ^ω^ )。
【関連記事】富山県美術館の記事はこちら
https://kotokototoyama.info/kouen/toyamakenbizyutukan/
目次
富山県美術館「ひよこツアー」 口コミ体験談
富山県美術館「ひよこツアー」の申し込み方法
私が初めに「ひよこツアー」開催の情報を知ったのは、富山県美術館のFacebookです。
富山県美術館Facebook
https://www.facebook.com/tad.toyama/
リンクが貼られて、「ひよこツアー」詳細ページに飛びました。
http://tad-toyama.jp/exhibition-event/3658
発表された翌日くらいに、電話で申し込み。
名前、連絡先、子供の年齢などを聞かれ、当日の集合時間・場所などを教わりました。
また、2回開催されるので、どちらの日がいいかも聞かれました。
初日は「カラー紙テープであそぼう」、2日目は「パンこねんどであそぼう」。
家でやるには難しそうな、パン粉粘土の日を選びました。
おそらく一週間前後でしょうか、満員御礼のお知らせがFacebookに出ていました。
間に合ってよかった(^^)!
富山県美術館「ひよこツアー」受付
当日は美術館3階にある「アトリエ」に集合。
はりきって行ったら20分くらい早く着いてしまいました(^^;)。
息子が大人しく待ってくれなかったので、先に受付をして、時間まで美術館を散歩しました。
受付付近を見ると、かなりの人数の学芸員さん&ボランティアスタッフ。
「力入ってるな~!」と、思ったのですが、後でこの人数の意味がわかりました。
富山県美術館「ひよこツアー」は三部構成
「ひよこツアー」は、以下の三部構成で行われました。
(1)えをみるれんしゅう
(2)えをみにいこう
(3)パンこねんどであそぼう
(1)「えをみるれんしゅう」
「えをみるれんしゅう」では、学芸員さんによるクスッと笑える演劇(!)で、美術鑑賞のルールを教えてもらいました(^_^)!
子供に扮する学芸員さんが、展覧会場で作品に触ろうとするところを、ほかの学芸員さんが注意!
「おーっと!なんでこれがダメなんでしょうかー!?」と、クイズ形式で展開されました。
かしこまって「今から、してはいけないことを説明します」と言われたら、聞き流してしまいそうですが、演劇形式だったので、楽しく聞くことができました。
ちなみに注意点はこんな感じでした。
・作品はみんなの宝物だから大切にしよう
・絵を触ってはダメ
・展覧会場で走ってはダメ
・展覧会場で大声を出してはダメ
・展示作品の台も触っちゃダメ …などなど。
とはいっても、子供は聞いているやら聞いていないやら(^◇^;)。
むしろ私の方が、美術鑑賞の暗黙の了解的なルールを再認識させてもらえて、勉強になりました。
将来子供にも伝えようと思います。寸劇で。
(2)「えをみるれんしゅう」
実際にその時展示されていた「子どものためのコレクション展」を、みんなで鑑賞しました。
先ほど少し書きましたが、「ひよこツアー」には10人以上?かなりの数のスタッフさんがついていました(ツアー参加者は親子10組)。
すごい数だなーと、思っていたら…意味がわかりました。
展示会場に入場するやいなや、会場にダッシュする子供たち(^◇^;)!
作品に触ろうとすることろを…スタッフのみなさんがさっ!と間に入ったり、「触っちゃダメよ~(^◇^;)」と、ガード!
ママ一人で子供を止めようとすると大変なので、これがメチャ助かりました(^◇^;)!
スタッフの皆さん、ありがとうございます!
もちろん「この像の人は何してるんだろうね~?」「この絵、不思議なところがあるんだけどわかる?」などと、美術鑑賞のポイントも教えていただけましたよ^_^。
子供のための展覧会だから、主力の作品はないかなー?
と思っていたら、ロートレック、マグリット、エルンストなど有名どころの作品もちゃんと置いてありました。
子供を、本物に触れさせる貴重なチャンスでした(触ってませんよ)!
…これらの名品を、床に寝転がるアングルから鑑賞?する息子…(T_T)。
ちゃんと立って見てね…!
(2.5)休憩タイム
作品鑑賞が終わると、15分ほど休憩タイム。
学芸員さんからのOKが出たので、水分補給をしました(本来館内は飲食不可)。
オムツ替えやトイレも、この時間に行います。
小さい子がいるので、こまめに休憩がもらえるのはありがたいですね!
(3)「パンこねんどであそぼう」
ラストは、色とりどりのパン粉粘土でコネコネ遊び( ^ω^ )!
2017年春に美術館で「パン人間」という、パンを顔にくっつけた人達が美術館を歩き回るパフォーマンスが行われました。
そのときに使ったパンを、冷凍させておいて、今回粘土にしたとのことです。
パンを解凍して、細かくし、こねて粘土状にするのはかなり苦労されたとのこと。
息子は色とりどりの粘土をコネコネして感触を楽しんだり、ちぎって細切れにしたりと楽しんでいました。
最後は私がダンゴを作って、息子が皿に並べるという作業分担ができあがり、なんとなく作品が出来上がりました( ^ω^ )。
富山県美術館「ひよこツアー」まとめ
富山県美術館での「ひよこツアー」は、親子で楽しむことのできる貴重な鑑賞会でした(^_^)!
子供連れで美術鑑賞となると、どうしても気が重くなるので、本当に嬉しかったです。
学芸員さんに聞いてみたら「ひよこツアー」は毎年開催予定なのだそうです。
来年息子はまだ3歳。
タイミングがあったら、ぜひまた参加したいです( ^ω^ )!
富山県美術館「ひよこツアー」詳細
●場所 富山県美術館
●日時 不定期(所要時間、休憩含め90分程度) ☆2018年は2月8日、9日に開催
●定員 10組(2回開催)
●費用 コレクション展を見るための保護者用チケット要(一人300円)。
●粘土で服が汚れることがあります。汚れてもいい服で参加しましょう。
●問い合わせ&申し込み
富山県美術館 076-431-2711
「富山県美術館」施設詳細
施設名 | 富山県美術館 |
所在地 | 富山市木場町3-20 |
駐車場 | 103台(うち身障者・妊産婦専用3台) |
駐車料金 | 最初の1時間320円、以降30分毎110円 美術館・環水公園利用の場合2時間無料 |
電話番号 | 076-431-2711 |
営業時間 | 美術館 AM9:30~PM6:00 (入館は17:30まで) 屋上庭園 AM8:00~PM10:00 (入館は21:30まで) |
定休日 | 毎週水曜日(祝日除く) 祝日の翌日・年末年始 ★屋上庭園は12/1~3/15まで休園 |
料金 | 無料スペース有り |
公式HP | http://tad-toyama.jp/ |
地図 |