こんにちは!富山で5歳男児を子育て中のアラフォー主婦KEIです。
「魔女の宅急便」は宮崎アニメで有名ですが、その原作者が児童文学作家角野栄子先生だということをご存知でしょうか?
その角野栄子先生が2018年、長く独創的な作風を評価され「国際アンデルセン賞」を受賞されました!
その受賞記念として、現在「高志の国文学館」にて展覧会が行われています。
ちなみに私は角野先生の「ちいさなおばけシリーズ」を子どものころに読んでいて、特に「おばけのアッチ」が大好きでした!
富山で原画が見られる貴重な機会!と思って、子連れで見に行ってきましたよ!
目次
「国際アンデルセン賞受賞記念展 角野栄子の魔女」の展覧会について
「国際アンデルセン賞受賞記念展 角野栄子の魔女」の展覧会の詳細は以下の通りです。
【会期】2020年7月20日~9月13日
【開館時間】9:30~18:00(入館は17:30まで)
【休館日】火曜日(8月11日は開館)
【観覧料】
一般 500円
大学生250円
小中高校生・各種手帳保持者 無料
【会場】高志の国文学館
★高志の国文学館の詳細は、次のページをご覧ください。
「国際アンデルセン賞受賞記念展 角野栄子の魔女」に子連れで行ってきた!その見どころを解説!
「高志の国文学館」の入り口~展覧会会場
「高志の国文学館」に行ってみると、壁に紫色の大きな看板が出ていました。
魔女のホウキと、おばけのアッチ・魔女の宅急便のキキが描かれています。
ちなみにこちらが、「おばけのアッチ」。
レストランの屋根裏に住んでいる、おばけの男の子です。
コックさんをやっていて、独創的なメニューで友達を喜ばせたり、問題を解決したりと活躍しますよ!
みんな大好き「魔女の宅急便」のキキと猫のジジ。
原作のキキはロングヘアなんですね~。
ほうきの先についている赤いものはラジオです。
さてさて、入口に入ってすぐにある受付でチケットを購入。
展覧会の入場口には、かわいいキキ&ジジがいました(撮影OK!)。
こちらもまた記念撮影OKポイント、会場前の看板です。
展覧会は、「魔女の宅急便」の展示が先。
原画はもちろん、キキが住む町の大きな地図や、角野先生が魔女研究をしに各国を調査旅行した記録なども見ることができましたよ!
そして・・・ファンならばこれが何かわかりますよね!
なんとこちらのコーナーでは、大きなリボンを付けてほうきにまたがった写真を撮ることができるのです!
・・・あらかじめ、黒いワンピースを着てくると完璧だと思います!
スタッフの方が「どうぞ、写真撮りますよ!」と申し出てくださいましたが、さすがにアラフォーのキキはイタかろうと思い、遠慮しました。
でもこちらは人気コーナーで、多くの方が記念写真に挑戦されているそうですよ!
ちなみにアラフォーだからと遠慮しましたが・・・キキの物語は最終的に35歳主婦、子どもがそろそろ巣立ちそう!というところまでいくのだとか!
35歳ならアラフォーでやっても良かったかなあ…(35歳でもでっかいリボンを付けているのだろうか)。
魔女の宅急便コーナーを過ぎると、「ちいさなおばけシリーズ」へ。
残念ながら、撮影OKのコーナーはありませんでした(T-T)。
佐々木洋子先生による原画の枚数は20枚ほどで・・・実物は爆発的なかわいさでしたよ!!
絵本で見るのもかわいかったのですが、原画の躍動的な線や見ていて楽しくなる色づかいに感動しました!
また立体作品もいくつかあり、ファンならムネアツな「アッチがはじめてスパゲッティを食べるシーン」や、ドラキュラの孫娘ドララちゃんが作った「いもむしのグラタン」も立体化されていましたよ!
余談ですが、1979年にスタートした「ちいさなおばけ」シリーズは現在も続いていて、2019年には新作も発売されています!
40年も続く作品て、すごいですね!
その他の見どころ~屋外展示・ランチボックス・売店~
「高志の国文学館」の屋外展示
「高志の国文学館」には庭園があり、その庭に「ちいさなおばけシリーズ」の看板がいくつか立っていました。
近くで見るとなかなかの大きさ!もしかして原寸かもしれません!
庭園には看板が何枚かあるので、ぜひ探してみて下さいね!
「高志の国文学館」のカフェで、おばけのアッチをテーマにしたランチボックスが販売!
「高志の国文学館」のカフェ「Chez Yohi(シェ・ヨシ)」で「アッチのびっくりばこランチ(税込み972円)」が販売されています。
絵本に出てくるアッチのゴハンがいただけるなんて、感激ですね!
期間限定、前日までに注文要、大人も頼んでOK!とのことです!
「高志の国文学館」にてグッズが販売中!
「高志の国文学館」の売店に、「ちいさなおばけシリーズ」の一筆箋やマスキングテープが販売されていました。
あまり店頭で見かけない品なので、ファンならばゲットしておきたいところ!
また、書籍の販売もされていました…が、けっこう売り切れていて欲しい巻がありませんでした(T0T)。
余談~「高志の国文学館」に落ち着きのない子供を連れて行く方法~
展覧会に行くために、少し前から息子に「おばけのアッチ」の絵本を読み聞かせていたのですが、作戦が思いのほか成功して興味津々になり、原画や立体作品を触ろうとして大変でした(^^;)。
「触ったらだめだよ」と言っても、あまり聞いてくれず(T0T)。
「ゆっくり見られないなあ~(涙)」と思っていたら、スタッフさんが「お子さんをキッズルームに預けて、大人が交代で見に行ってはどうですか?」と提案してくださいました。
ちょうど実母・私・息子と来ていたのでお言葉に甘えて、順番に展示を見せてもらうことにしました。
作品をゆっくり鑑賞できて、嬉しかったです(^^)!スタッフさん、ありがとう!
ちなみにキッズスペースには、どこでもドアとドラえもんがありますよ!
現在はコロナ対策のため、キッズスペースの使用可能時間は30分。
受付で、住所氏名を書いて利用を申し込みます。
「国際アンデルセン賞受賞記念展 角野栄子の魔女」に子連れで行ってきたまとめ
え?「魔女の宅急便はアニメしか知らないし、アッチって誰?」ですか?
「原作知らなくても楽しめるよ~」と、いいかげんなことを言いたいところですが、先に予習してから行った方が絶対楽しめます!
幸い、会期は9月半ばまで。
まだ1カ月以上あるので、せっかくの機会に魔女デビューやおばけデビューをしてみませんか?
40年続いてきた伝統ある作品を読み・原画を鑑賞できる素晴らしい機会として、親子で挑戦してみてほしいのです。
「魔女の宅急便」も「ちいさなおばけシリーズ」も、どこの図書館にも置いてあるので、一度借りてみて子どもの反応を見るのもいいと思いますよ。
子どもがキキやアッチに興味を持ったら、ぜひ展覧会に足を運んでみて下さいね(^^)!
【関連webページ】
●「国際アンデルセン賞受賞記念展 角野栄子の魔女」についての特設webページはコチラ
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