(2019年6月14日更新)
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こんにちは。富山県で4歳男児子育て中のアラフォー主婦KEIです。
このブログは、子どもとの日々のお出かけ先に悩むママたちに向けて書いています。
「大きくなるに従って、子供のワガママレベルが上がってきた!」
「ほぼ毎日、子供にキレてしまう!」
最近そんなイライラ生活を送っております…。
怒っちゃダメだとは思っているのですが、言うことをきいてくれないとつい怒鳴ってしまうのですよね~。
今回は、私のようにワガママ子供に振り回されて疲労困憊!というママにオススメしたい場所を紹介します!
「まんだら遊苑」は「立山曼荼羅」の世界を題材にしたテーマパーク。
「立山曼荼羅」とは、立山を「神宿る山」として信仰した山岳信仰の世界観を、曼荼羅に描き表した絵図のことです。
(立山博物館公式サイトより引用)
「まんだら遊苑」には、立山曼荼羅に描いてある通りの、怖~い地獄の風景と癒しの天界の風景が広がっているんですよ!
ぜひワガママ子供を地獄に連れて行って、「悪いことしたら地獄に落ちるよ!」と脅し注意しましょう(-▽-)!
とはいってもそれほど怖くはないのですが、雰囲気作りが面白いので大人も行ったら楽しめると思います!
ぜひ親子で立山曼荼羅の世界を体験してください!
目次
「まんだら遊苑」とは?
「まんだら遊苑」は広大な「立山博物館」の一施設
「まんだら遊苑」は、広い敷地と複数の建物からなる「立山博物館」の一施設です。
「立山博物館」の敷地には他に、立山を祀る「雄山神社」や、
(雄山神社公式サイトより引用)
立山の自然・立山信仰の世界を資料で紹介する「展示館」、
立山の自然&信仰の世界を映像化した番組が見られる映像ホール「遙望館」などがあります(番組は約40分)。
★「遙望館」の周りは、お墓だらけでびっくり!
今回「まんだら遊苑」だけを取り上げるのは、他の施設はあまり子供向けではないと思うためです(^^;)。
地図上、ピンクで囲んだ範囲が「まんだら遊苑」。
「まんだら遊苑」では、地獄の世界を巡り→天界をめざして花畑を進み→やがて天界へとたどり着くという体験ができます。
富山県内にそんなマニアックな体験ができる施設があるなんてすごいでしょ!?
ただ「まんだら遊苑」だけでもかなりの広さなので、足元ヨチヨチの子や歩くのが嫌いな子には少し早いかもしれません。
子供がスタスタと、ある程度の距離を歩けるようになったら挑戦してみてくださいね!
また公式サイトにはバリアフリーと書いてありますが、敷地内はアップダウンや階段が多いので、赤ちゃん連れの場合は抱っこひもの方がいいと思います。
一応ベビーカー対応なのですが、管理者用通路(普通の道路)を行き来しないといけないので、せっかくの「陽の道(庭園)」が楽しめません。
「まんだら遊苑」の営業時間・休館日・所要時間など
「まんだら遊苑」の詳細は以下です。
【営業時間】
9:30〜17:00(入館16:30まで)
【定休日】
月曜日(除祝日)・12月1日〜3月31日(冬季休園)
【所要時間】
約1時間ほど
【料金】
大人400円、大学生以下無料
所要時間は、子供の歩ける速さによってだいぶん変わってくると思います。
わが家は各ポイントをがっつり遊んだので、1時間以上かかりました(^^;)。
「まんだら遊苑」の駐車場
「まんだら遊苑」には、いくつか駐車場があります。
おすすめは「地界(地獄)」の入り口に1番近い「第1駐車場」です。
ここの駐車可能台数は…30台くらいでしょうか。
駐車場すぐ近くに、「まんだら遊苑」へと続く道があります。
地図の青矢印で「まんだら遊苑」方面へ進み、帰るときは赤い矢印で帰りますよ。
園内に入ってからも歩くので、なるべく最寄りの駐車場に駐車することをオススメします。
「まんだら遊苑」へ子どもと行ってきた口コミ体験談
「まんだら遊苑」で地獄体験!
鉄が錆びたような屋根の建物が、「まんだら遊苑」の料金所です。
チケットを買うと、「まんだら遊苑」の解説や園内地図をしるした資料がもらえますよ。
中に入ると、早速低くうめくような、恐ろし気な声が聞こえてきました・・・!
どうやらこの石造りのごつごつした建物から聞こえてくる様子。
建物に入ると・・・赤い岩場「地獄百景」が!
うめき声が不気味だし、赤いし暗いしいかにも恐ろし気な雰囲気!
中に入ろうとした息子、あっけなくリタイア。
怖がって建物に入ろうとしません(-0-;)。
十分怖がっているようなので、息子は夫に見てもらって私だけササッと回ってきました。
この鐘を突くことが、地獄から天国へと向かうスタートの合図になるのだそうですよ!?
とりあえずついてみました「ゴーン!」。
この後、うめき声のする赤い通路を通過(不意打ちで空気が吹きかけられる!)。
雰囲気はお化け屋敷っぽくて怖いのですが、怖いものが出てきたりはしません。
この建物に、地獄のマップが書いてありました。
正直、先ほどの建物「音界閻魔」が一番怖くて、後のはそうでもないです。
地獄「地唸鬼」。
この井戸に話しかけると、地の底から唸り声が聞こえてきます。
自分の声が変な感じに加工されて返ってくるので、なかなか面白いですよ。
井戸の底ものぞいてみましたが・・・何やらよくわかりませんでした。
次に、地獄「水窟鬼」。
この丸い扉を開けると、かぐわしいいい香りがする…所もあります。
中は何もなし。
・・・いい香りの地獄とは??
次の地獄は、「水泡鬼」。
血の池地獄をイメージした池から、泡がぶくぶく湧いています。
ただの池泡が出てくるの、不思議だなあ(棒読み)。
川に大きくせり出した橋「精霊橋」。
橋の上はこんな感じです。
高い位置にある橋の下は、絶景が広がっていますよ!
キレイ~(^^)!
・・・と喜んだのもつかの間、
今度は高所恐怖症の夫がリタイアしました(-0-;)。
勾玉みたいな鐘?をついて、早々に橋を立ち去ることに。
「精霊橋」から戻って、階段&木の橋を登ると次のエリアです。
「まんだら遊苑」天界へと続く花畑「陽の道」
地獄を過ぎると、天界へと続く花畑に出ます。
この花畑は2つの道に分かれていて、右手が「立山登山の道ルート」、左手がせせらぎ沿いを歩くことができる「水辺の道ルート」です。
「立山登山の道ルート」は、高い木が茂り、暗く鬱蒼とした雰囲気。
足場も石でごつごつしています。
所々に、立山の伝説をモデルにしたオブジェが建っているので注目してみてくださいね。
こちらは水の音がするオブジェ。
どうも中には本当に水が流れているようです。
なかなかのロングコースなので、いくつか休憩用のベンチも用意されています。
一方「水辺の道ルート」は、日が当たってさわやかな雰囲気。
途中に花の形をした、音の出るオブジェがあります。
「慈音草」という装置だそう。
自然の音が聞こえてくるらしいけど・・・よくわかりませんでした(^^;)。
こちらの道は、明るい雰囲気なのでピクニックにも良さそうです。
わが家はこちらのベンチで、おやつ休憩を取りました。
若干虫が気になったので、季節によっては虫よけを持って行った方が良さそうです。
ちなみにどちらのルートも双方を行き来できるので、途中でルートを変えても面白いと思いますよ。
いよいよ、立山をイメージした天界の建物が見えてきました!
「まんだら遊苑」で天国(天界)体験!
ついに・・・立山山頂に到着です(画像左の山)!
この広場から下に降りて行くと、天界スタートです。
天界に向かう回廊には、いくつかの小部屋があります。
小部屋一つ一つに、異なる作家の現代美術作品が展示されています。
なぜか撮影していい部屋と、ダメな部屋がありました。
著作権の問題でしょうか。
こちらのワイヤーを丸く巻いた作品は撮影OK。
またこちらの、大きな円のオブジェがある部屋も撮影OKでした。
このコーナーは…正直、芸術的過ぎて子供はあまり楽しめないかもしれません(^^;)。
現代美術ギャラリーを経て、ついに天界の建物に到着!!
「奏楽洞」と書かれた扉をくぐると・・・
中には触ってもいい楽器が並んでいました!
石の板をたたいて鳴らしたり、
竹のパイプを鳴らしたり。
陶器の鐘や銅鑼もありました。
楽器というには音階もない単純な作りですが、触ってもOKなことに子供達は大はしゃぎでした(^^)。
一通りの楽器をポンポコやって、遊んできましたよ!
次に青い回廊を通って、建物の先に進むと・・・。
室内に、大きな楕円形のオブジェが鎮座していました。
なんとこの中は入って横になり、瞑想することができるのです!
もちろん土足厳禁。
穏やかに色が変わる薄暗い空間でゆったりと瞑想を・・・
子連れだとできませんね。
むしろ子供達、不思議な空間に大喜び。
横になるべき場所で滑り台をしたり、中をぐるぐると走り回ったり。
結局係員さんに「ここは瞑想する場所です」と注意されてしまいました(大変申し訳ありませんでした)。
次の空間は、幻想的な光の中にあるアスレチック!
まさに、「空中に身を任せ、天界の世界を体験」できるわけですね~(と解説してあった)!
靴を脱いでヨロヨロとアスレチックを歩いていると、ある重要なことに気が付きました。
足、めっちゃ痛い。
ロープが足に食い込んで、足裏が痛くなります(足つぼマッサージ的な痛さ)!
子供は平気そうでしたが・・・。
結局足の痛さであまり長居できず、アスレチックを離れることになりました…。
「まんだら遊苑」の「闇の道」→現実世界へ
さて天界を過ぎれば、いよいよ現世に戻りますよ!
「闇の道」は、暗いトンネルを通って外に出るというコーナーです。
入口横には、中の見取り図のような模型もありました。
けっこう曲がりくねっている様子。
入口で銅鑼を鳴らして、出発します(なぜ鳴らすのか不明)!
トンネルの中は真っ暗で転びそう!・・・というほどではなく、適度に薄暗いです。
暗いところが怖い人でも大丈夫なレベルなので、ご安心を~!
無事、現世(目の前にカモシカ園)に到着しました!
出てすぐの場所に、お手洗いや無料休憩所がありますよ。
トイレにはちゃんとオムツ替えベッドも。
周辺にある古民家が、無料休憩所になっています。
とはいっても、椅子やテーブルなどはないので使いにくかったです(^^;)。
帰り道に関する案内があまりないので不安になりましたが、建物の位置関係を見ながら歩いたら駐車場に戻れましたよ(マップは大切に持ち歩きましょう)。
これにて、地獄~天界を体験できる「まんだら遊苑」の旅は終了です(^^)!
「まんだら遊苑」へ子どもと行ってきた体験談まとめと注意点
「まんだら遊苑」に行くときに、持って行って欲しいもがあります。
それは、食料(飲み物とおやつ)!!
というのも、「まんだら遊苑」園内では食品を手に入れることが難しいのです。
大人はいいと思うのですが、子供のハラヘリ&休憩対策のために持って行くのをオススメします。
またいったんコースへ入ってしまうと、途中で車に戻ることも難しいので、ちびっこを連れていく場合は、おむつなどケアグッズも忘れないようにしてくださいね。
さてさてわが家は子連れということでさらっと「まんだら遊苑」を楽しみましたが・・・実は「まんだら遊苑」には恐ろしくディープな世界設定があります(「この道は宇宙の○○をあらわしている」というような)。
ディープな設定やストーリーがお好きな方は、ぜひ公式サイトを熟読なさってくださいね
他にはない個性的な散歩道として、親子で楽しめる「まんだら遊苑」。
子供がスタスタ歩けるようになったら、ぜひ行ってみてくださいね!
ワンオペ難易度 | ★★★ |
授乳室 | 無し |
オムツ替ベッド | 有り |
オススメ年齢 | スタスタ~大人 |
(注:ワンオペ難易度とは…ママやパパが、一人で子供を連れていくときの難しさを表しています【主観です!】。主に広すぎて移動が大変な時に、難易度が上がります。
★☆☆→一人でOK
★★☆→ちょっと辛いけどなんとかなります
★★★→厳しいので家族で行きましょう
「まんだら遊苑」施設詳細
施設名 | まんだら遊苑 |
所在地 | 立山町芦峅寺93-1 |
入館料 | 大人400円、大学生以下無料 |
駐車場 | 200台 |
駐車料金 | 無料 |
電話番号 | 076-481-1216 |
営業時間 | 9:00~17:00 (最終入館16:30) |
定休日 | 月曜日(除祝日)・12月1日〜3月31日(冬季休園) |
公式HP | 「立山博物館」公式サイト |
地図 |